「Double Diablerie」Folios in Aichi Jun.10-Jun.26, 2016


 「Double Diablerie」Folios in Aichi

2016年6月10日(金) - 6月26日(日)




今回の展覧会タイトルである「Double Diablerie」Folios in Aichiは、見開きのフォリオ形式にした版画作品を、ブックカバーのようなボックスに収納し、版画の複数性を応用して様々な場所で展示するプロジェクトです。
2009年、イアン・ハワード教授、アーサー・ワトソン教授、倉地比沙支教授、井出創太郎准教授によってスタートし、スコットランドと愛知の所在や歴史の違う研究者(創作者)が、相互の環境や歴史性の中に介在する、アニミズム的要素、民間伝承、隠の系譜、土着性、歴史性などを共通項として、それらを版画表現に際立たせながら作品化した、版表現の可能性を探る試みです。
本展開催終了後、シカゴでの展覧会「Double Diablerie」(ジョン・デヴィッド・ムーニィ財団ギャラリー助成:ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー(RSA))として、巡回を予定しています。


■出品作家
イアン・ハワード Ian Howard
エジンバラ美術大学前学長/同大学名誉教授/エジンバラ・スコットランド
アーサー・ワトソン Arthur Watson
ダンカン美術大学教授/ダンディー・スコットランド
倉地 比沙支 Hisashi Kurachi
愛知県立芸術大学教授/愛知・日本
井出 創太郎 Sotaro Ide
愛知県立芸術大学准教授/愛知・日本